JRA久しぶりの女性騎手、藤田菜七子に対する競馬界の期待

競馬レース

藤田菜七子騎手はJRA16年ぶりの女性騎手として大きな期待がかけられています。 元々競馬と全く関係ない家に育ち、家で競馬を見たことで騎手を志し、乗馬クラブなどに通い、馬に乗る経験を積み、競馬学校に入学するとメキメキと力をつけ、2016年にデビューを果たしました。 他の同期に先行して、地方競馬でデビューを果たすと久しぶりの女性騎手ということで多くのメディア、ファンが押し寄せ、売り上げが通常の2倍近くになるなど、藤田菜七子騎手の効果を見せつける結果となりました。

肝心の騎乗スタイルもプロからも絶賛され、コーナーがきつく直線の短い地方においても他の馬などに迷惑をかけずに回ってくることができ、対応の早さに多くの関係者が驚きを隠しませんでした。

イベントなどにも多くの人が訪れることでその集客力にJRAも目を付け、事あるごとに藤田菜七子騎手が駆り出されるなど業界全体でこの恩恵にあずかろうとしています。 地方では1日2勝と中央の女性騎手では初めての複数勝利、そして、中央でも初勝利をマークし、今後の活躍が注目されています。 そして、女性初の重賞制覇、G1制覇が期待されており、その可愛らしいルックスにも注目が集まります。